ご無沙汰をしております。
さて、「空気を読む脳」(中野信子著)という本が出るくらい、私たちは相手との空気やその場の空気を読みます。
資源が少なく、共同で作業をしないと生きていけない自然災害の多い日本。この国で他人と暮らす上で、培ってきた生活の知恵かどうかはわからないですが、物心ついたころから空気を読みます。また読むことを要求されます。
人は一人では生きられないですから、ある程度は空気を読むことは必要だとおもいます。でも度を過ぎると「わたしは誰?」状態になりかねません。
「空気を読む」には「相手に嫌われないようにする」という意味も含みます。これを度が過ぎるほどやり続けていると、じょじょに自分の心(胸の奥の尊い存在)が流されて、見失ってしまいます。
そんな時のサインとして、自分の言動に自信が持てなくなる、依頼心、依存心が増す、生き生きした表情が減る、不平不満が増えるなどがあります。
そんな時は足を止めて、自分のことを立ち止まって観ます。時には、その相手や場所からいったん離れることも良い選択です。相手に嫌われないように振る舞うことで失っているものに目を向けましょう。
「嫌われないようにする」という急流に飲み込まれないように注意してください。しっかりと自分の心(尊い存在)に掴まってください!繋がっていてください。
わたしはわたし。
あなたはあなた。
わたしはあなたの期待に応えて行動するためにこの世に在るのではない。
そしてあなたもわたしの期待に応えて行動するためにこの世に在るのではない。
(「ゲシュタルトの祈り」一部。F.S.パールズ)
そう、「わたしはわたし」なのです。
わたしが「この世に存在しているという奇蹟」をあらためて思い出してください。
「自分が存在していることに感謝」をし、「生かされていることに感謝をする」。
これだけでも、心の尊い存在とつながり、グランディングします。
今日も地に足をつけてゴキゲンに過ごしましょう♪
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